長幾朗(早稲田大学国際情報通信研究科教授、メディアデザイン研究所所長、アート&メディア研究)
佐藤洋一(早稲田大学芸術学校客員助教授、都市形成史、本研究所研究員)
開 場
台東区のイメージを描く(映像上映)
「線香花火-国産復活に懸ける想い」(8分30秒、2005年)
日本の夏の風物詩、線香花火。一度は途絶えてしまった国産線香花火の歴史。しかし、再び日本に日本の線香花火を咲かせようと奮闘した人たちがいました。東京と愛知という離れた土地で、それぞれの形で花火に携わる人たちの情熱。奇跡のコラボレーションが、見事に国産線香花火を復活させました。
「上野の路上画家」(11分35秒、2005年)
上野公園には、様々な人がいる。そんな上野公園で一人の路上画家に出会った。なぜ彼は上野という場所を選んだのか。対象者を通じて絵に対する想いや、上野という場所で絵を描き続けることの素晴らしさを映し出した、ヒューマンドキュメンタリー。(上記2作品は、早稲田大学川口芸術学校学生制作)
「鳥越まつり2006」(早稲田大学メディアデザイン研究所制作)
休憩・開場
日常のデザイン、そして文化に遊ぶ
第一部 超最先端? レトロの極致? 摩訶不思議!「台東区流デザイン」スライドショー
いとうせいこう氏(クリエーター)
糸崎公朗氏(美術家、非人称芸術連盟、フォトモ作家)
浅草、上野、谷中などをはじめ、昭和ノスタルジーあふれる地域として今再び脚光を浴びつつある台東区。そこには最先端の流行とは一味違う、暖かみやユーモアのあるデザインが魅力たっぷりに息づいています。変わった看板、面白い表示、個性的な街並みなど、台東区で見つけた不思議デザインをスライドショー形式で紹介し、「台東区流デザイン」が生み出す様々な可能性について考えます。
安斎昌幸(NHKエンタープライズ、エグゼクティブ・プロデューサー、本研究所客員研究員)
休憩・歴史に生きるデザイン(会場ロビー)
まち歩きの極意とスケッチ(藪野健・画家)
おかず横丁の人々(映像展示、内田種臣)
まち・祭りに遊ぶ(写真展示) 他