出展者紹介 Exhibitors

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Exhibitor's Profile

Collaboration System "Legible+"
Toshiya Fujii + Wonsuk Nam + Perez Pealez Mariano
アイデア醸造の仕組みとして個人の思考活動を支援する環境はパーソナルコンピュータにより整備されつつありますが、個人を超えた協同の知的活動を支援する場はまだこれからの課題と言えます。身体性の支援や再認記憶に着目すると、協調作業において本当に相手に伝えるべき情報、毀れ落ちる情報がない記憶方式、そして臨場感の構築に有効な情報とは何かなど、未解決の課題が急速に表面化しています。そして、その解決の糸口としてLegible Design があると考えます。

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Editorial and Collaboration System "The ComDesign System"
Perez Pealez Mariano + Toshiya Fujii + Wonsuk Nam
With the development of the information and network technologies the computer has become a tool essential for remote communication and collaboration. Different methods has been explored for performing this task, mainly centered in the simple interchange of video / audio, images or files and not fully use all the support the current computers can provide. In the other side, documents are present in our every day live and are frequently used for collaboration and discussion. Using the document creation approach, we propose a new system for remote collaboration in which the computer takes a more active role, not being only simple interchange of the data between the remote terminals.

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Drip Painting Simulator
Masaki Yachiune
将来、ミュージアム(美術館、および博物館)は、どのような形態になっているのでしょうか。歴史的に貴重な文化財や資産も、長い年月を経て劣化し、滅びていく宿命にあります。もし、これらの展示品が失われてしまったら、ミュージアムは何を展示し得るのでしょう。本研究は、新たなミュージアムの形として「体験」を可能にするシステムについての提案です。本システムでは、絵画技法の中でドリップペインティングと呼ばれる表現を、簡易操作で体験できます。制作過程を体験することにより、作品の新たな魅力を発見することができるかもしれません。

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Tac-Tex-Tile with Sounds
Ken Kikuchi + Haruna Totsuka
様々な事物のテクスチャは、触感(触覚)、イメージ(視覚)、音(聴覚)の3 種類の情報を持っています。人はテクスチャのイメージからテクスチャの触感を想起することができますが、テクスチャの音からも少なからずテクスチャの触感を想起することはできます。本研究では、人が触覚を誘発され、触感を想起できる音を触感音と名づけました。触感音の特性と触感による判断の方法に着目し、ユーザにより適確な触感情報を与える方法としてテクスチャイメージに触感音を付与して提示しました。

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Shiru-it
Manabu Ogawa + Ke Wang + Mariko Chimura
Shiru-it は、コンピュータ、カメラ、プロジェクタ、凸面鏡から成るシルエットを用いたインストラクションシステムです。あらかじめ記録したエキスパート( 熟練者) のシルエットを学習者に投影することで、学習者は自然に誘導され作業を行います。本研究は、Shiru-it のプロトタイプを製作し、シルエットによる指示の有効性を明らかにしたものです。

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PIC-TEX Interface
Makoto Kanemaru
海外などでの異文化交流において、視覚情報と文字情報を結びつけて「概念」を共有することは可能でしょうか。これらの支援の方法として視覚情報と文字情報をひとつのインタフェースにより扱えるシステムとしてPIC-TEX(Picture-Text)を提案しました。PIC-TEX は、利用者がイメージから関する情報を引き出すことで、多様な情報を共有するコミュニケーションツールです。ゲームの要素を取り入れたPIC-TEX の 活用方法として、ニンテンドーDSi を用いた幼児向け漢字学習ソフトウェアを提案しています。

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City Walk Navigation System
Hiroaki Takahashi
近年、江戸時代や明治、大正の情報を記載した古地図などを手に、町を探索している姿を多く見掛けます。このような地図を携えて歩くと、普段は何気なく通り過ぎている交差点や施設なども、より魅力的に見えてきます。本研究室と台東区との共同プロジェクトでは、膨大な区内の史跡資料を整理し、地図情報と照合して、より有効に適切な情報を提供する方法を試みています。文化情報を配信するウェブページを基に、また町歩きをしながら、リアルタイムにこれらの情報を取得出来る方法として、Google map を介して史跡などの情報や解説を受信する方法を提案します。

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Sheet-metaphor Interface
Yosuke Iga + Mariko Kawasaki
近年、高解像度のディスプレイと市街でのネットワーク環境の普及から、日常においてもディスプレイでの文章閲覧の機会が増えています。今日の一般的なコンピュータオペレーションでは、GUI(Graphical User Interface)によるWIMP(Window, Icon, Menu, Pointing device)、そしてキーボードとマウスを用いていますが、初心者は学習が必要です。本研究では、日常の電子ペーパーデバイスを用いて、日常において書類や紙料を取り扱うように容易に操作出来るページオペレーションとして、「シート・メタファ」を提案します。

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GEO BLOCK
Kaname Takenouchi + Kumi Sato + Zhen Song + Jørgen Hatløy
今日、世界は様々な問題を抱えています。少子化、一方では人口爆発、温暖化、新型インフルエンザなどの新たな疫病の流行など、人類を取り巻く状況は厳しい様相を呈しています。私たちは、このように多くの問題を抱える未来について「GEO BLOCK」を提案しています。国や地域、土地への執着や呪縛から解放され、個人単位で能動的に移動し、自由に共同体を構成し、複合化していく社会は、地図の上でブロックを次々と組み変えていくような世界です。これは、人と人、人と環境というような共生への意識が高まる未来社会へのひとつの示唆になるでしょう。

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Oi-system
Nobuhito Aono + Shuhei Nagashima
「食」は生活には欠かせない要素であり、生活や健康を維持するための根源です。けれども、今日の人々の食生活はどうでしょうか。生活環境や暮らしの変化により多様なライフスタイルが確立される中で、食生活は多くの問題を抱えています。それは人々の健康を脅かすだけでなく、食文化の未来や環境に関する問題をもはらんでいます。私たちは、より身近な視点から食の問題を考え、日常の買い物の方法から食生活を変えるOi-system を提案します。

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kokage
Kewei Yu + Mayumi Tomita
現代社会では、国や地域を問わず都市化が進み、人工的な風景がその特徴となりました。都市の人工物の増加と植物などの減少により、人と自然のバランスは崩れ、さらに環境の悪化を加速させています。温暖化や資源の大量消費、エネルギー不足などは、私たちが避け得ない社会問題です。環境改善を目指し、グリーンエネルギーの活用と地域の癒し空間の創出により、私たちの暮らしを見直し、生活のスタイルを変える方法のひとつとしてkokage(木陰)を提案します。

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ido
Shino Suzuki + Ayaka Shimizu + Tatsufumi Yoshizaki
サスティナブルな未来を創造するためには、今日を見つめ直さなければなりません。今日の人々はコミュニケーションの手段を多く持ちながらも、本質的な人と人の繋がりを得ていないのではないでしょうか。これらの諸問題を解決するためには、まずは歴史を遡る必要があるでしょう。人々の繋がりが確かなものであった時代に存在した場を創出し、未来の再生を提案します。

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海外の学生作品
韓国・国民大学校デザイン大学 The College of Design, Kookmin University, Korea
本研究室、およびメディアデザイン研究所は、海外の大学や研究機関と研究等について連係を図っています。その一環として、海外の大学のプロジェクトやその作品等を紹介しています。今回は、韓国ソウル市にあるデザイン教育では著名な国民大学校デザイン大学インダストリアル・デザイン分野の学生作品を紹介します。

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