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Shino Suzuki + Ayaka Shimizu + Tatsufumi Yoshizaki

サスティナブルな未来を創造するためには、今日を見つめ直さなければなりません。今日の人々はコミュニケーションの手段を多く持ちながらも、本質的な人と人の繋がりを得ていないのではないでしょうか。これらの諸問題を解決するためには、まずは歴史を遡る必要があるでしょう。人々の繋がりが確かなものであった時代に存在した場を創出し、未来の再生を提案します。


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Ma

 昔、人々を繋いでいたもの、それは井戸でした。人々が集う間としての井戸端は、水を汲み取る用途の他にコミュニケーションを図る場として大きな存在でした。しかし、その姿はいつしか消え、地域の人々が会話を交わす当前の日常ですら非日常になってしまいました。現代の社会では、コミュニケーションの手段は様々な形で存在しています。インターネットでの会話が日常になりましたが、地域の繋がりは薄弱になり、ましてや井戸端のような生活に溶け込んだ間は無くなってしまいました。顔と顔を合わせるコミュニケーションを失ってしまって、私たちは満たされているのでしょうか。

Ido とWe do

 未来に、井戸や井戸端を再生する。それは過去の形ではなく、新たなIdo にすることが必要です。汲み上げるのは水ではなく、エネルギーや地域資産であり、未来の生活を構成し、そしてサスティナブルな社会を創ることです。エネルギー創成や地域資産の顕在化を地域で創出し、提示することでより良い循環が可能になります。このMa を利用することにより人々の距離は近づき、本来のコミュニケーションの姿が再生されます。そして、繋がりを持つことで、現代社会の独りよがりなI からWe とへいう考えを持つようになるで
しょう。

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鈴木 詩乃 Shino Suzuki
1988 年 東京生まれ
基幹理工学部表現工学科三年

清水 彩加 Ayaka Simizu
1988 年 東京生まれ
基幹理工学部表現工学科三年

吉崎 竜文 Tatsufumi Yoshizaki
1988 年 青森生まれ
ものづくりに興味を持つ。基幹理工学部表現工学科三年